SFマガジン 1968年7月号

キーフレーズ

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目次

中でモスコウィッツがいったように、作家、編集者、画家、読者、 か、こっちの英語もひどいものだから通じなかったのかもしれない なのである。そのくせ、を読んでるアクティヴ・ファン、アマチア科学者など、に関連のあるす ・か、とにかノ、さつ。はり . 丿ーの代表者が顔を見せたといってさしつかえない。 やつをみつけるとうれしそうな顔をするんたから、これも妙な話だべてのカテゴー いによって 力いってみれば、七面倒な理屈は一切ぬきでいとも素直にをたモスコウィッツは、その挨拶の中で、今日の話し合 のしんでいるわけで、まことに結構なことではある。なにかアメリ 界に生じているさまざまな誤解をすべて解くことにしようと呼びか 力の co ファンのひとつのパターンを見せられたような気がした。 けた。つづいて立ち上ったシコラは、このコンヴェンションを すこしでも早く世界的な規模に発展させるべぎだと主張し、ちょう さて、一九三八年の五月二九日、午後三時三〇分、予想をはるか ど来年 ( 一九三八年 ) ニ、ーヨークでひらかれる万国博とスケジ一 に上回る数のファンを前に予定より三〇分おくれて、第一回全 ールをあわせて第一回の世界コンヴェンションを開こうではな 米コンヴェンションは開会された。作家で顔をみせたのは O ・ いかと提案すれば、つづいて立ち上ったミルトン・ロスマン ( 過去 ・クライン、エア 二回フィラデルフィアで開かれたコンヴェンションで議長をつとめ ンド・ビンダー、ス といった具合で、さっそく準 た ) がその強力な応援演説をぶつ プレイグ・ド・キャ 備委員会を組織しようというところまで話が発展する ムプ、・・ロン 次に当日のゲストとして紹介されたキャンベルは、ファンダ グ、・・ウエル ムについて話してみたいと切り出して居ならぶ参会者を仰天させ マン、・—・ た。これまで編集者がファンを前にして講演するときは、自分のと 第 。てン、・ ( ック、それに ころの雑誌のか、さもなければ論ということにきまってい 編集者ではキャンべ たからである。彼は、ファンなるものを定義し、こうしてコンヴ = ツのレこモーティマ ンションに顔を出したりファンジンを出したりするインナー ラン / 冫 ・サークル・ファンの ワイジンガー ( スリ クル・ファンと、ただの読者であるアウター リング・ワンダー誌 二つがあるとし、アスタウンディング・サイエンス・フィクション ・サークル・ファンのために〈プラス・タックス 誌はこのインナー 若 ~ の編集者 ) レオ・マ キュリー ズ ( スタ欄〉 ( 同誌の投書欄 ) を全面的に開放し、よって、アウター 端 ・サークルへとひきよせようと呼びかけ 右ンダー パプリケ クル・ファンをもインナー 列界 た。つづいて立ち上ったワイジンガーは、たった今提案された世界 後世ーションの編集スタ co コンヴ = ンションの企てを全面的に支持すると宣言し、そのた ッフで、のちにキャ プテン・フ = ーチャめにスリリング・ワンダー誌の紙面を大幅に提供しようとふちあけ が立ち上 た。そこまではよかったのだが、とたんにグードケット ー誌を編集した ) な どで、開会の挨拶のり、開店休業の ()n ( 4 月号の本欄を参照 ) はどうするつもりだ 7

所用で大阪に出張する途中、スチアデスが、ただいま富士山の ・すみす、スキアルノカ ? がと聞いたら、 近くを飛行中でございますと英語でアナウンスしたとたん、となり ・・スミス ? ああ、この本の作家の名かね、リアル・ワン にいたアメリカ人のお爺ちゃんが、ひと目富士山を見んものと、窓ダフルだ。ときた。これはどうして、スペース・オペラが好きらし 際の僕をおしのけんばかりにじたばたしはじめた。うるさいから席 いそ、それだったら僕が創立した日本スペース・オペラ組合に加入 を代ってやろうといったら、大喜びで立ち上ったお爺ちゃんがポロ させてやっても いいななどと考えながら話してみたら、恐れ入った リととりおとしたのはなんと。ヒラミッド版の〈銀河パトロール〉。 ことにこのお爺ちゃん、〈銀河パトロール〉を読んでいるくせにレ 日本人ならいざ知らす、 g.ä・・スミスと同年輩のアメリカ人のく ンズマン・シリーズも知らなければ、スカイラークも読んだのかど せにして、今頃レンズマンを読んでいるようではどうせ大したファ うかさだかでないのである。ロイヤル・ホテルに泊るというし、こ ンでもあるまいと面倒くさいから狸寝人りをきめこんでいたらその っちも堂島に行くところだったからタクシーで送ってやる途中に聞 まま寝込んでしまい、ベルトをしめて下さいとスチアデスにつつ いたところによると、 rn は一九三〇年代からずっとかかしたこと かれて目をさましたとたん、今度はこっちがポロリと ( ミ ルトンのはないというのである 〈スター ・ウルフ〉をおっことしてしまった。 ″精神をリフレッシ、するにはこいつが一番だね〃とうそぶいてい そのとたん。 Oh 、 you readin' science Fiction 、 = とかなんと たが、とにかく作者もなにもおかまいなしに手当りしだいに面白そ か、めざとくみつけたそのお爺ちゃんのうれしそうな顔とい 0 たらうなのを買 0 ては読み捨てるらしし 、。″アンタノこれくしょん何冊 ないのである。ひょっとするとこの爺さん、 、、ルトンの弟かもしアルカ ? 〃などと聞いてみても、とんと話は通じない。 ファンダ れない、それたったら仲良くしておいたほうが身のためと、 ム、ファンジン、コンヴ = ンションなど知ってるのか知らないの ゴ 10N 20 ぐ 連載コラム r.n 実験室 今昔ふあん気質考 かたぎ アメリカファンダム略史 野田宏一 6

やらし、也球人一三フレデリ〉ク・ポール四 テーモン・ナイト 異星人ステーション 一 ( 一廃墟《の街から、 ) んにちわ 2 ギャラクシイ・サイエンス・フィクション誌特約 表紙岩淵慶造 目次・扉金森達 イラスト 真鍋博金森達 中島睛侃岩淵慶造 」 ULY, 1968 , VOL.9 ′ N07 S F マガジン 7 月号 ( 第 9 巻第 7 号 ) 28 昭和 43 年 7 月 1 日印刷発行発行所東京都 十代田区神田多町 2 の 2 株式会社早川書房 TEL 東京 ( 254 ) 1551 ~ 8 発行者早川清 編集者福島正実印刷所日東紙工株式会社 実験室【巴 ) 今昔ふあん気質考一その 5 ロポットは歌、つソ連で行なわれた 0 ポット・「ンクール アンコ ール・ワット訪問記 」フみとら世堺航記一【〔】 ? ~ こ山天文台 スキャナー でてくたあ トータル・スコープ カラー撮影された″アメリカの雪男″ 四大都市を結ぶ大規模な実験・ 英国上空に出没す奇怪なク十字形″円盤・ トショートをコ ~ / 一アスト月間ベス作ロ セネ一フル・ (f) LL ショ てれぽーと : 人気力ウンター 日記ーー五日担日・ さい、んんす・とびつくす アメリカ 5 界のニ大、、ヘテラン作家による中篇競作 / 世界みすて りとびつく 野田宏一郎「 6 北川幸比声物 日下実男 伊藤典夫 石川喬司 大伴日日司 正 実 1062 貶 168 194122 30 163 15 目 100 98 1 1 1 1 07